治療の流れ

治療コンセプト

「経絡治療(けいらくちりょう)」とは明治以降衰退していた鍼灸にもう一度火をともそうと、昭和の鍼灸師が医学古典を解読して組み上げた、古くて新しい治療法です。

この治療法を私は新日本医師協会の鍼灸部会で学びました。現在は講師助手を務めています。

治療方法の原理

経絡治療(けいらくちりょう)は脈やお腹の硬軟など五感で体の状態を診断し、それに基づいて使う穴や鍼の太さ、長さ、刺す深さなどを選び体全体のバランスを整える治療法です。ですから、肩の主訴でいらした方にまず足の鍼から行うことも珍しくは有りません。

当院ではこの治療法をベースに師から受け継いだ独自の治療法と解剖学に基づいたストレッチなどをあわせて施術いたします。

治療方法の歴史

鍼灸治療は中国で生まれ、形をとどめている最古の鍼は、紀元前112年の墓より見つかっているので、間違いなく2000年以上前から行われている治療法です。平安時代に日本にも伝えられその後、日本独自の発展もしています。

当時の医者は、貴族の治療で失敗すると処刑されてしまうので、文字通り命がけで治療しました。鍼灸はこのような歴史の重みに耐えた治療法なのです。
参考文献 小曽戸洋 『漢方の歴史』 大修館書店 1999年 初版

治療方法のこだわり

私が現在行っている治療法はその大部分が師匠から受け継いだものです。部分にこだわらない治療法で、「肘の痛み」の治療部位は肘だけではなく首、肩、肩甲骨、背骨や時には反対側の足の先までひろがります。

師匠はよく「説得力ある治療をしろ」と言っており、その治療は効果が実感しやすいものでした。なによりも一本の鍼で体が変化し、相手が驚く顔を見るのを楽しみにされていました。
私もあんな風になりたいと、学んだ技を磨きあげています。

治療の流れ

当院では、鍼灸を治療の中心として、経絡ストレッチ、軽い按摩などを症状に合わせて組み込んでいます。

1. 問診と検査

まず、椅子に座っていただき、今日はどのような調子なのか詳しく伺い、その内容を基に各種の整形外科テスト法などを用いて状態を確認します。

2. 仰向けでの全身調整

多くの場合、初めは仰向けで寝ていただき、脈をみながら体全体の調整を簡単に行います。
これにより鍼の刺激で貧血をおこして倒れるような状態を予防することもできます。

3. 横向きでの治療

コメントうつ伏せになり難い五十肩の方などは横向きでの治療が多くなります。

また、ストレッチを多く入れるのもこの姿勢のときです。
首の角度を上げて、首が疲れにくいように調節します。

4. うつ伏せでの治療

腰や、背中の治療で多く使う姿勢です。

当院ではヘッドレストに使い捨てのフェイスペーパーを使っていますのでいつでも清潔です。
また、腕をおろして寝る事が出来るアームレストも装備しています。

5. 座った状態での治療

治療の仕上げ最後に足台に足を乗せていただきこの姿勢をとっていただきます。
いきなりこの体勢から治療を始めると貧血を起こしやすいので、当院では最低でも全身調整を行ってから座っていただきます。

治療に活躍するハリと灸

当院では使い捨ての鍼の種類から艾の製造元まで院長が実際に自分の体で試しぬいたものを使っています。

日本の鍼は「チャングムの誓い」で使われているほど太い鍼ではなく、注射針の穴に10本ぐらい平気で入ってしまうほど細いものです。 これは、和鍼(わしん)ともよばれ中国から日本に伝わった後に長い時間をかけて日本人の体質に合わせて変化してきたわが国独特の鍼です。
また、当院の鍼は全てディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)を使っているので、感染の心配は一切ございません。

ツボ灸ネオネクスト

筒の上にお灸を置いて燃やすので直接肌とお灸が触れる事無く、ヤケドの心配なくお灸が受けられます。
鍼灸界でも最高の品質を誇るこのお灸は当院の自慢です。

灸頭鍼(きゅうとうしん)

文字通り、鍼の頭に艾を付けてするお灸です。ちゃんとしたやり方をすれば落とす心配は有りません。

肌の上に直接置くわけではないので無理な我慢をしなければヤケドの心配もありません。
ポカポカと暖かい気持ちの良いお灸です。

知熱灸(ちねつきゅう)

当院で唯一肌の上に直接置くお灸です。といってもモグサが燃え尽きるまで置くわけではありません。

ピラミッドのような形のお灸を8割ほど燃えたところで、熱くなったら「アチっ」と言って知らせていただいた瞬間にとるので、ヤケドは起こりません。

パンパンに張った状態の肩やふくらはぎなどに使って張りを緩める事ができます。熱が有る場所の熱を取る効果もあります。

タイミング命の職人技です。

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松原訪問リハビリ治療院

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